Gallery vie's
MUSEUM


6月15日(木)〜6月25日(日)に開催した
畠山浩史さんの作品展
「日々刻まれるもの語り
の会場風景をご覧ください。


『これから出会う、すべての人たちへ 』
 2002年、知り合いが立ち上げたギャラリーでの写真展『たおやかな日々』から
始まった"旅する日常"シリーズ(以降『ささやかな世界』『relationship』
『夏の日に』『TAPESTRY』と続く) も今回で六回目を迎えました。
 関西に移り住んだのが1995年。引っ越して来た当初は、
ほとんど知り合いらしき知り合いもいませんでしたが、
以来10年、いろんな場所へ出向き、さまざまな風景を見、
多くの人たちに出会うことが出来ました。
そしてそこには、それぞれの場所で暮らす、人々の"日々のもの語り"がありました。
 今また少し行動半径を拡げて、小さな旅に出てみようかと考えています。
これからの日常で、この先始まるかも知れない旅で出会うすべての人たちの営みが"、
日々刻まれるもの語り"として自分の心に刻み込まれていくことでしょう。
2006年梅雨の最中に、ラジオ深夜便を聴きながら

畠山 浩史


扉の外から見たところ

入ってすぐのところはこんな感じ

海側の壁にはカラーの作品がずらり

窓側の壁は一人のモデルのシリーズで

特別に作った棚には今までの作品ファイルをディスプレイ

大小16冊あるファイルは見ごたえたっぷり

山側の壁にはモノクロ作品とポストカード、手作り本など

販売用のカードや本もたくさん用意しました
 
 

ではざっと個々の作品をご紹介しましょう(展示の順番とは異なります)
いろんな人たちの日々と触れ合って、やさしい気持ちになります
今回の作品展の核になったミュージシャン一家のシリーズ
  
若い八百屋さん一家と契約農家の男性(左2点)、60年も船を造っている職人の手(右)
   
      若い花屋さん家族とお客さん(左2点)、毛糸で手鞠を作る作家とその作品(右)
  
自家製の米を使うレストランの人(左)、神学校に行ったバーのマスター(中左)、

柵を越えられなくて泣く赤ちゃん(中右)、空豆の皮に玄米を入れて蒸す(右)
  
創業70年の喫茶店と60年来の常連客(左)、薄氷の上の水鳥(中)、門出の日(右)
  
工事現場の壁(左)、陶芸家の娘(中)、あるアーティストの部屋(右)
  
人気のパン屋さん(左)、七回忌の日(中)、古民家を利用した宿でのクリスマス会(右)
戦後焼け野原になった神社の境内に根付いた桜の木と、その神社の厄除け祭飼い猫
  
 
一人暮らしのお父さんの家シリーズ
  
名物カフェの閉店(左)、CDジャケット用の写真(中)、あるアーティストのアトリエ(右)
 

窓側を飾るのは、A嬢のシリーズ


  
 

山側の壁にはモノクロ額装シリーズ
 
 
何気ない日々もモノクロで演出するとなぜかドラマチックに

※他にも、小さな額に入ったカラーの作品が数点ありました。
 

畠山浩史さんの作品展「日々刻まれるもの語り」は終了しました。