木村美沙子さんは1976年兵庫県生まれ。
神戸と京都の二つの美術大学を卒業し、
主に油彩で抽象画を描いておられます。
天井の高いVieの空間に、カラフルな色づかいの作品が並びます。
そろそろ本格的に寒くなってきた今の季節によく合っていますね。
木村さんからのメッセージをご紹介します。
自分を振り返って見てください。
日々何かに感動したり、
疑問に思ったりして過ぎていませんか?
あなた自身まだ気が付いていない部分はありませんか?
私は、1枚のキャンバスに向かって制作する際、胸が痛くなります。
まるでキャンバスが自分の心臓の様に思え鼓動を感じ、
描き終わると私がもう一人居るようにも思う。
ふと、自分の知らない未知の内面的、奥深い部分を覗いた気がする。
それは、1つ1つ線や形となってその時々の心境を表しているので、
まるで体の内部にも思えたりもする。
それも含めて私自身気が付いていない『私』なのかも知れない。
そのもう一人の私を表現してみました。
木村美沙子
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それでは、会場の様子を順にご覧下さい。
今回は、入って右側の壁から進みましょう。
真ん中のいちばん大きい作品はF100。Vieでは最大級ですね。
さまざまな大きさの作品がリズミカルに並んでいます。
今までの作品ファイルもきちんと整理されていて、見応えがあります。
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それでは一点ずつ見ていきましょう。
(↓画像をクリックすると大きくなります↓)
左から大作「Myself」と「Myself II」
以下のタイトルはすべて「無題」です。
これだけ少し雰囲気が違うのは、少し前に描いた作品だから・・・
いかがでしたか? Vieでは珍しいタイプの作品ですが、
油絵の具の匂いも懐かしく、心地よい空間になっています。
ぜひ実際の作品も会場へ見にいらして下さいね。
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