Gallery vie's
MUSEUM


12月13日(月)〜12月18日(土)に開催された
「木村美沙子展」
の会場風景をご覧ください。

  
木村美沙子さんは1976年兵庫県生まれ。
神戸と京都の二つの美術大学を卒業し、
主に油彩で抽象画を描いておられます。



天井の高いVieの空間に、カラフルな色づかいの作品が並びます。
そろそろ本格的に寒くなってきた今の季節によく合っていますね。
木村さんからのメッセージをご紹介します。

自分を振り返って見てください。
日々何かに感動したり、
疑問に思ったりして過ぎていませんか?
あなた自身まだ気が付いていない部分はありませんか?
私は、1枚のキャンバスに向かって制作する際、胸が痛くなります。
まるでキャンバスが自分の心臓の様に思え鼓動を感じ、
描き終わると私がもう一人居るようにも思う。
ふと、自分の知らない未知の内面的、奥深い部分を覗いた気がする。
それは、1つ1つ線や形となってその時々の心境を表しているので、
まるで体の内部にも思えたりもする。
それも含めて私自身気が付いていない『私』なのかも知れない。
そのもう一人の私を表現してみました。
                          木村美沙子
 
 


それでは、会場の様子を順にご覧下さい。

今回は、入って右側の壁から進みましょう。


真ん中のいちばん大きい作品はF100。Vieでは最大級ですね。


さまざまな大きさの作品がリズミカルに並んでいます。

今までの作品ファイルもきちんと整理されていて、見応えがあります。
 


それでは一点ずつ見ていきましょう。
(↓画像をクリックすると大きくなります↓)

 
左から大作「Myself」と「Myself II」
以下のタイトルはすべて「無題」です。
 
 
 

 

これだけ少し雰囲気が違うのは、少し前に描いた作品だから・・・
いかがでしたか? Vieでは珍しいタイプの作品ですが、
油絵の具の匂いも懐かしく、心地よい空間になっています。
ぜひ実際の作品も会場へ見にいらして下さいね。
「木村美沙子展」は、終了いたしました。