『ひなたのうた』のこと　　つよしゆうこ

１年くらい前に　赤ちゃんを　おんぶして　小さな
アコーディオンをかかえて、マイクに向かって　気持ちよさそうに、
幸せそうに　唄っている　女性の写真に出会いました。
その写真から　彼女のうたが　きこえてくるかのようでした。
（その女性が　‘ma-maトリオ’のバンドのボーカリストの ma-maさんです。）
つい先日、ようやく　願いがかなって　彼女の唄声を　聴くことが出来ました。
彼女の唄のなかに産まれてくる　おなかの赤ちゃんを　待っている
お友達に　むけて　つくった　うたがあります。

「ひなたのうた」
高い　高い　空を見上げて
あなたが産まれるのを　待ってる
青い　淡い　空に　ちぎれ雲
お日様も　あなたを　待ってる

あなたは　どんな　声を　きかせてくれるんだろう？
どんな　瞳で　見つめるの？
いつか　あなたを　抱き上げて
たかい　たかい　したい

このうたから、私の「ひなたのうた」の え が
うまれました。

入口から見たところ。フレームがたくさん並んでいます。

絵本の原画、さまざまな手法の版画など盛りだくさんな作品が揃いました

入口から海側の壁を見たところ。「ひなたのうた」シリーズの銅版画が飾られています

　
海側の壁を反対側から見たところ。中央の台の上には版画の小品が並んでいます

中央の台の上はこんな感じです

山側の壁には、絵本「三匹の犬のはなし」の原画をずらりと展示

海側の壁を反対側から見たところ。右下のイーゼルにあるのはその絵本です

テーブルの上にはリノカットの小品もありました（右上）

カウンターの上には三匹の犬の話をテーマにした小品と絵本などが並びます

ポストカードもたくさんありますね

いろんなタッチの絵のポストカードがありました

それでは「ひなたのうた」シリーズから見ていきましょう。
（↓クリックすると画像が大きくなります↓）

　
左：とっても　いい　お天気。　きょうは　黄色いのを　つけて　おでかけしよう─。
右：風が秋だ。　どこへ　いこうか？

　　
　左：ここでは　まだ　セミが　ないている。
中：だれか　いるのかな？　わらい声がするよ。　　　右：ひだまり………

　　
左：「ほら、ちょうちょ。」「ちょ、ちょ」
中：「♪チョウチョー　チョウチョー　ナノハニトマレ♪」「ちょ、ちょ　こっち。」
右：「そろそろ　おうちへ　かえろうね。　ちょうちょさん　ばいばあーい」　

　　
左：「ちょ、ばあーい」「またネ！」
中：また　あした　あのこは　くるかな？　たかい　たかい　して　わらってくれるかな？
右：もう　セミも　ないてない。　かえろう。

　
左：もう　すっかり　ひがくれて…　　ただいま
右：おやすみなさい。

※以上、銅版画に手彩色の13点は\30,000

次は『ロシアのわらべうたより』シリーズ
（↓クリックすると画像が大きくなります↓）　※4点とも\40,000

「はりねずみの　おじいさん」 はりねずみの　おじいさん 川岸へ　いっては　だめ ゆきが　とけて　川の　水が　あふれたの 岸辺の　くさも　水びたし 足が　びしょぬれに　なる 赤い　ながぐつも K.コルバコワ再話

左：正面に飾られた大作（非売）　右：DMの原画（\30,000）とお話に出てきたアコーディオン

ここからは中央の台の上に飾られた版画の小品をご覧下さい。
（↓クリックすると画像が大きくなります↓） ※以下はすべて￥8,000

　　
「オパール1才」　　　　　　「とらわれネズミ」　　　　　　「秋の宴」　

　
「境内で」　　　　　　　　　　「秋を走る」

　　
　　　　　「秋の夜」　　　　「ぼくはここにいるよ」　「ぼくたちはまだ何も言っていない」

　
「おかあさん！…」　　　　　　「隠れたもの」

絵本「三匹の犬の日記」（文：与謝野晶子）の原画

　
現物の絵本の表紙　　　　　　　　　　扉絵

　　
以上の18点の原画は順不同です

同じテーマで、販売できる作品もありました

　　
左から「新どんをみたとき…」「仲見世」「ごほうび」 　　※すべて\23,000　

　　
下段左から「子犬の日記」「黒犬の日記」「青リボン日記」　　※以上6点すべて\18,000