WAKKUN's MUSEUM


2007年10月8日(月)〜20日(土)
開催した
WAKKUN展
「家来の一人もいない王様」

会場風景を御覧ください。


むかしWAKKUNがデートしていた時、彼女がこう言いました。
こうやって二人で会っている時の私のことは知っているけど
家に帰って今日のことをお姉ちゃんに話している私のことは
WAKKUN、知らないでしょ?
その時、WAKKUN青年は
ほんまや、おもしろいなぁ。
ボクの物語の中では主人公はボクやけど、
キミの物語の中ではボクは脇役や。
それと同じように、いろんな人や動物や虫が
それぞれの物語の中で主人公をやってて
違う物語の中では脇役をやってんねんな。
と思ったのだそうです。
「ボク達の誰もが全部それぞれの頭の上に冠をのっけた
家来の一人もいない王様」
このフレーズはその時にうまれたとか・・・
その時の彼女に最近何十年ぶりかで道でバッタリ会ったことから
今回、10数年ぶりにこのテーマで個展を開くことにしたのだそうです。

なんだかロマンティックですね。

では、入口から会場をぐるっと時計回りに一週してみましょう

会期中WAKKUNはずっと会場に居て、お客様をお迎えしておられました







海側の壁には10点の凧と、しゃもじで作った王様のオブジェが

窓側には迫力ある大作と大きな額装作品を飾っています








山側の壁には縦横の細長い作品、台の上には小さな額装作品が並びます

画集・エッセイ集・絵本やポストカードも販売していました
 

それでは個々の作品を見ていきましょう。まずは額装作品から。
(↓クリックすると画像が大きくなります↓)

  
 
壁や窓に掛けた大きいもの5点

 
 
台に置いた小さいもの8点
次は海側にある和凧です

左の5点
  
1点ではこんな感じ。真ん中に王冠があり下にスプーンが下がっています。
真ん中には、つよしゆうこさんからいただいたしゃもじで作った王様が。

右の5点
大きな作品は迫力満点です
  
  
墨と筆とパステルでこれだけシンプルな力強い作品が誕生するのですね。
※2週間の期間中ずっとギャラリーで大勢のお客様をおもてなししていた
WAKKUN、本当にお疲れさまでした。
 

WAKKUN展「家来の一人もいない王様」は、終了しました